婚礼お役立ち情報

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招待状をいただいたら
招待状が届いたらできるだけ早めに返信することを心がけましょう。
披露宴などの準備をするために人数確認を早めに出来ると相手にも喜んでいただけます。
また、出席の返信はお祝いの気持ちを反映するものなので、早ければ早いほど相手への気持ちも伝わります。
やむをえず欠席するときは、あまりに早く返事するのは逆にマナー違反です。
都合をつけようとした気持ちが伝わる配慮が必要です。
また、返信する前に直接連絡をしてお詫びと共にお祝いの言葉を伝えると丁寧です。
出席したいけど、スケジュールがぎりぎりまでわからない・・・という場合などは、
正直に新郎新婦に伝えて相談をしてみましょう。
袱紗(ふくさ)
祝儀袋をむき出しのまま出したり、セロハン袋に入れたまま出す人もいますが、作法としては袱紗か小さな風呂敷に包んで持参したいものです。
本来は丁寧に贈る時は、進呈盆という黒や朱の無地のお盆にお祝いを載せ、掛け袱紗を掛けて持参します。 袱紗や風呂敷は無地のものが最もいいのですが、柄物なら松竹梅や寿、翁や高砂などのおめでたい柄にします。
水引き
水引きは、包んだ金品を結ぶ、という目的に使われていました。
慶事に用いられる色は、紅白、銀一色、金赤がほとんどです。
本来は、結び切りが正式で蝶結びが略式ですが、今では二度と繰り返されないようにと、結婚祝いと弔事には結び切りを、そのほかの慶弔には蝶結びを使うようになっています。
子供連れの出席
まず乳児で食事などがいらない場合は、席のみを準備してもらう形になります。出欠の返信の段階で、新郎新婦にお願いして、できるだけ出入口から近い所に席を設けてもらうようにしましょう。迷惑がかかりそうな時はすぐに披露宴会場から出ましょう。

子どもの衣装は基本的には、「お出かけ服」であれば問題ありません。小さな女の子は花嫁と一緒に「フラワーガール」などの演出に参加することがあるでしょう。男の子も「リングボーイ」などの演出に参加することもあるので、それにあわせて服装を決めるとよいでしょう。基本的に、きちんとしたお出かけスタイルで、派手過ぎない服装であれば問題ないでしょう。
出席の際の服装
■女性
女性が挙式や披露宴に出席する場合、まず避けた方が良いのは「白」で統一された服です。 これは花嫁の衣装にもよりますが、やはりウェディングドレスは白が多いので、この色は避けるべきです。 また、無難と思われる「黒」は喪服のイメージが強いので、光沢やラメが入った素材でないなら、着ない方が賢明です。

■男性
昨今は男性が結婚式や披露宴に招待された際の服は洋装が一般的です。 もちろん、男性でも昼と夜で服装に関して違いはあります。 招待される側としては、避けたい色は「白」です。 これは女性と同じく主役である新郎より目立たない為です。 もっとも、よほどのことがない限りは全身を「白」で統一する機会はないでしょう。 また、和装に関しては男性の正装なら紋付き羽織、それから袴です。 しかし、これは新郎の親族が着るのが普通です。 こちらも主催側が身内でないと着る機会はないでしょう。 そのため、招待客の男性は洋装にした方が賢明です。 そして、ここでは一般的な上着やシャツなどの合わせ方をまとめてみたので、コーディネートの参考にしてください。
スピーチを頼まれたら
スピーチは新郎新婦だけでなく、招待客の方々も耳を傾けます。 その中には初対面の方もいるので、基本的に分かりやすい内容が好まれます。 自分の自慢や昔の恋愛など、仲間内でしか分からない話は御祝いの席でしないようにしましょう。
また、食事中に行われる事もあるので、あまり長すぎず、時間としては3分ほどが良いでしょう。
「御祝い」・「自己紹介」・「新郎新婦への言葉」と加えて、最後に「終わり(結び)の一文」を入れれば問題ないでしょう。

おめでたい席で使ってはいけない「忌み言葉」と呼ばれる言葉があります。
「別れる」「切れる」「壊れる」「破れる」「割れる」等は「離婚」や「家庭不和」を連想させる言葉なので、絶対に使わないでください。
また、いくら親しい間柄でもスピーチでは「やばい」や「ぶっちゃけ」など口語としては定着しているものの、真面目な場面に不似合いな言葉を使うのもオススメしません。
平服と書かれていたら
辞書で「平服」を調べると、日常で着る服や普段着と書いてある筈です。 しかし、この場合に使われている「平服」とは決してジーンズやTシャツなど本当に「日常生活」で着る服ではありません。
挙式や披露宴に限らず招待される際の「平服」とはタキシードやシルクのドレス等の「正装」ではなく、通勤など会社に着ていっても違和感がない程度の服装で着てくださいという意味です。

なので、男性なら黒かグレーのスーツ、女性ならワンピースかスーツ、それに小物やアクセサリーで華やかさを加えた服装です。
なので、先にも書いた様なジーンズにTシャツなどカジュアル過ぎる格好は避けた方が賢明です。
結婚式当日の欠席
結婚式当日にやむを得ないトラブルに巻き込まれたり、体調を崩してしまうという場合もあるでしょう。
この場合は、新郎新婦ではなく会場に直接連絡を入れるようにしましょう。結婚式当日の新郎新婦は朝から準備で慌ただしくしていますので、携帯電話に出る事ができない場合もあります。
可能な限り、直接会場に連絡を入れて、新郎新婦に伝えてもらうというのが一番良い方法です。